東日本大震災時には揺れによって各部材に不規則な力がかかることから、変形し、端部が建物本体や壁などに衝突し、端部の破壊、結合部分の外れによる各部材の崩落、脱落が発生した。
アサヒセーフティコーナーの開発は『つり天井』の崩落、端部の破壊を防止するものである。
既存品の「見切り板、廻り縁」は、壁に固定された状態でつり天井の周囲に設置されているため、つり天井のXYZ方向(=左右前後上下方向)の不規則な揺れに対応することができないため、吊り天井の破損、または落下を招く可能性がある。
既成品はこのXYZ方向のすべてに可動できないものがほとんどであり、特に「Z軸方向
」の可動に関してはまったく考慮されていない構造となっている。(下図)
今回のアサヒセーフティコーナーはこれまでのX軸、Y軸方向の動きに加えて、Z軸方向の可動に対応可能な「見切り板」の構造となっている。
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本製品、アサヒセーフティコーナーは前述のように既存品では考慮されていなかった「Z軸方向」の動きに対応した「天井見切り板」となっている。(下図)
その特徴は4つある。
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